さたけの日常自由帳

日常ぐだくだ。

白衣の天使のお仕事とは。ぐだくだ。

そもそもブログを書こうと思ったのは、話を誰かに聞いて欲しいけど話すのもしんどい!と思い、自分の気持ちを整理するために始めてみました。
今メジャーと言えるであろうSNS複数利用しているのですが、友人も見ているという事で書けないこともあり…
だからと言ってあんまり赤裸々にも書けないのでフェイク混ぜながらぼんやり考えたことなどを書いていこうと思います。


この就職氷河期と言われる世の中ですが、看護師というのは引き手数多というありがたい状況です。
その背景には慢性的な看護師不足があるのが大きいと看護師を志す前から知っている情報でした。

看護学校受験動機や就職の時に必ず聞かれる質問で「なぜ看護師になろうと思ったのですか?」という質問。
いつも適当に綺麗な動機みたいな内容のセリフを言うのですが、そんなの嘘。

そもそも看護師になろうと思った動機は高校の進路希望をいい加減提出せぇよと進路指導の先生に尻を叩かれた時に、特にこれといってなりたい職業もなかったので上記したように引き手数多の職種であり当時流行っていたドラマ、ハケンの品格で「資格をもった女性の強さ」の印象が強くあり、将来結婚して共働きとか最悪結婚出来なくても親に(いろんな意味で)頼らず1人で生きていける程度の職業を選ぶのが無難かな…と思ったからでした。あと母親からの強いすすめ。
(数年後、母親から看護師の道をすすめたのは家庭がしんどくなったら離婚して1人でもなんとかやっていけるような道を作ってやりたかったから。と言われてびっくりするのですが…)

まぁぼんやりと進路を決めてしまったけれど、もちろん看護の大変さも奥深さも好奇心を持って受け入れて進学しました。
看護学校の授業も実習も楽しかった反面、もちろんとても大変でした。
患者さんとたくさんお話などを通じて接することで元気になってもらえるような看護師になりたいなーという看護観もぼんやりと持つことも出来ました。
今思えば慢性期系が良いかなって思っていたのかもしれないですね。
卒業後はもうこんな苦しいしんどい実習しなくて良い!!地元出て都会で就職!!!
アニメみてライブ行って美味しいもの食べ歩こう!!そんでキャリア積んで看護師楽しくやれたらいいなーくらいの気持ちで就職しました。
将来看護師の友達同士で訪問看護とか立ち上げとか良さそうじゃね??うわー何年後かなぁwとか言って夢を持って。


3か月後、体も心も壊して地元に帰りました。


所詮夢は夢だし、体も心もズタボロで私はスタートダッシュ失敗して皆と出遅れたという思いから半年以上友達と連絡をとれず若干鬱も発症しました。
なんとかなるよねーという気持ちで就活もなんとなくで決めて、大きくて綺麗で歴史のある都会の病院!ってだけで合同説明会でめちゃ良いことだけ言う人事の人の言う事に乗せられてえい☆と決めてしまった浅はかな自分をぶん殴りたい。卒業旅行計画立てとる場合とちゃうぞ。

格式高く、内部就職の新卒がほとんどの病院であり……完結に言えば私の教育係のお姉さん看護師がすっげー性格悪くていじめられました。
新人に対する歓迎の意味なのかな…と耐えていましたが、同じ新人同期が先に帰る中で一人だけ帰れなかったり泣くまで淡々と説教されたり。
あと病棟のルールか分からないですが休日申請もさせてもらえなくて、違う病院に就職した友達とも外部就職し仲良くなった同期とも予定を立てられずストレス発散も出来ない状況でした。
ベテランナース先輩方はオーラすごくて話しかけられないし…と思いながら唯一の癒しというか息抜きが出来るのは仲良くしてくださった二年目先輩方と可愛がってくれた入院してる患者さん方とお話している時でした。
寂しすぎて私という人間がいると必死にアピールしたくて印象付けられるように地元の話をしたりと頑張って話しかけて仲良くしていただきました。
しかし、お姉さん看護師から怒られたりプレッシャーかけられてる時に助けてくれるわけでもなく、というか期待もしてはいけない状態だったのでどんどん追い詰められてしまい元々食が細かったのに固形物が食べられなくなり、不眠になりとうとう職場に行けなくなってしまいました。
毎日泣きながら母親に電話して帰り、早くから入れられた夜勤の明けに泣きながら実家に帰ってきてまた泣きながら寮に帰るというのをずっと続けていたので、母も励ましながらも無理なら帰っておいで。と言ってくれたりと味方になってくれたので言葉に甘えて療養するために地元に戻りました。
辞める時に病院側とまだまだすったもんだあったのですが書くと長いので置いておいて。
あの時の教育係のお姉さんを憎む気持ちもありますが、この病院を選んだ私と運の悪さもある…と思っています。
でもベコベコになったメンタルは元には戻らないですし、看護師本気で向いてない!と自己嫌悪ばかりして復活するのに一年かかりました。
あと、鬱は甘えだの周りの目を気にしろだの言う敵が身内が居るのでそれもネックでした。
違う職種を選ぶことも考えましたが、せっかく親にお金を出してもらった看護学校であるとか看護の入り口でUターンするのかとかなんやかんや自分に言い聞かせモヤモヤも抱えながらまた就活を始めました。
次は紹介会社を使って。
長くなるので続きはまた今度。


白衣の天使って、ほんとは居ないんだな…って心から思いました。
中にはぽい人も居るんだろうけど、当時の私は裏切られた感しかなかったです。
せめてすっげー性格悪いお姉さんに当たらなければ看護師のイメージはとても変わっただろうし、なんとかもう少し続けられてたんじゃないかとか。
お姉さんからしたら気まぐれに構っておくかー仕方ないなーくらいの気持ちだったのかもしれないけど看護師としても社会人としても新人の私にとっては本当に本当に堪えました。
看護師としての知識と技術はもちろんですが、看護観であったりオンオフの切り替え方、ワークライフバランスのことや精神面を気にかけてくださる立場の方だと思って尊敬して接していました。
接してたんだからな!!!!性格くそお姉さん!!!

本当にくじ運が悪かったと思って納得をしようとしていますが、なかなか出来ないのが現状です。
人には「もう気にしてないよー!良くない出来事だったけど、ある意味良い経験だったと思ってる☆」なんて言ってるけど、消化しきるにはまだまだかかりそうです。
良い思い出に早くなってくれ。頼むから。